今回の票主は、『つくし館』という出版社を経営なさっている、山口博男さんからのご注文でした。
猫好きらしく、ご夫婦の肖像を猫にたとえ、テーブルの上でじゃれあっている猫も配して欲しいとのことでした。
小さな画面に、猫が四匹、なかなか大変なテーマです。猫の資料集めに苦労いたしました。
最も、我が家でも、猫は四~五匹ぐらいは飼っています。
シロという名前の犬もいますが、ソフトバンクのお父さん犬に実によくにています。シロはメス犬ですが。
先ず、それぞれの猫の顔を彫ります。後で顔を彫って失敗するともともこもなくなってしまうからです。
お父さん猫は山口さんです。本好きのお父さんは読書に熱中しています。
お母さん猫がお茶を入れてくれました。
後は、時間との戦いとなります。下絵を描いてからここまで、およそ3日間ぐらいの時間をかけています。
このあたりまで来ると、先が見えてきます。
ほぼ彫り画おわりました。後は、細かい調子を整えたり、ハイライトを強調したりと、最後の仕上げにはいります。
山小屋風の書斎の中の『猫家族』の完成です。
さすがっすね。
投稿情報: korkoro | 2009年4 月 6日 (月) 22:55