常総市『まちなか展覧会』2008の様々な企画が始動しはじめました。今年のワークショップは、前回に比べ、規模が大幅に拡大いたします。
というのは、常総市(水海道市)で運送業を営んでいらっしゃる冨山様の古い倉庫を、ワークショップの参加者の作品展示場としてお借りすることができたからです。
水海道は、かつて水運の街として栄えていました。左の写真は、明治4年に鬼怒川の河岸に建てられた倉庫です。
この冨山倉庫を『こどもとおとなの図工天国美術館』として、新しい命を吹き込んでみようとかんがえました。
外観は、リニューアルされていますが、内部は、創建当時のままのようです。木材をふんだんに使用した建物の内部は、天井が高く、威厳すら感じ取れます。大きな窓からは、柔らかな外光が降り注いでいます。
この建物の内部に佇んでいると、不思議な心地よさに包みこまれていきます。
言わば「胎内回帰」を予見させられるような気分に浸ってしまうのです。
この広く魅力的な空間を、こども達と大人の、様々な図工作品で埋めていくというプロセスを思うだけで、感動が拡がっていきます。
冨山倉庫の存在、個性を、充分生かすためには、外光をどのように利用すべきかということが、最大の課題のように直感いたしました。
冨山倉庫『こどもとおとなの図工天国美術館』おおまかなイメージプランです。この空間に、これから様々な造形作品がちりばめられていきます。
今回のワークショップは、「光と水の流れ」をメインテーマにしています。
こどもとおとなの図工が大好きな方々のご参加をお待ちいたしております。
ワークショップのプログラムは、次回、書き込むことにいたします。
乞うご期待!!!
先日母が実家にお墓参りに行き、茨城新聞に‘倉庫がアートの場に’と掲載された事を知りました。亡くなった祖母が、蛇が出る上運送業に差し障るからと一部を壊してしまった事を生前反対していたのですが、このように使用して頂き、感謝している事と思います。私もこうしてURLで素敵なアートの場所になった事を知り、本当に嬉しいです。これからもどんどん、アートの場として活用して頂けたらと願っております☆
投稿情報: Mieko Ota | 2008年7 月 6日 (日) 23:13
内陣かっこいいですね。
まるで栗田さんの版画の世界です。
どんなことが起こるのでしょうか。
栗田さんは外界にいつも興味を持たれているのが素晴らしいと思います。
投稿情報: 銀 | 2007年12 月19日 (水) 22:37