年二回発行し続けているオリジナル木口木版画挿絵本『イマジオ&ポエティカ』No.28が出来上がりました。
年二回の発行ですから、今年で十四年目を迎えたことになります。
長年にわたり、定期購読を続けてくださっている、多くの読者の方々には、本当に心から感謝もうしあげます。
本文は、オリジナル木口木版画と、詩文によって構成されています。
28号では、海底のイメージで版木をきざんでみました。
『イマジオ&ポエティカ』では、現在「光る風を求めて」というタイトルの、私の、自伝的な随想も連載しています。
今号では、私が学校を卒業し、アルバイトをしながら木口木版画を彫り続けていた時代、二十四歳の頃のことを綴っています。
卒業制作展をきっかけに、銀座のある画廊主と知り合うことになったのですが、その方が私の作品の第一番目の理解者となってくれたのでした。その方には、今でも心から感謝いたしております。