２００７年、一月から六月までの『山想譜』カレンダーの新作ができあがりました。
今回もまた、木口木版画、板目木版画、手彩色の手法を用いました。
一月～二月は、富士山を選びました。富士山には十一月によく登ったものでした。いわば雪上訓練がその主な目的でした。強風吹き荒れる斜面での滑落停止やザイルワーク。氷壁の登攀訓練を行いました。
栃木県那須朝日岳には、実は登ったことはありません。が、この山域にはたびたび出かけています。周辺には、三斗小屋温泉、北温泉といった、ひなびた秘湯が存在しています。どちらかといえば、温泉めぐりが中心になっているようです。
北アルプス黒部周辺の、仙人沢です。この沢の上流には、秘湯中の秘湯、仙人温泉があります。
剱岳～仙人ヒュッテ～仙人温泉～阿曽原温泉小屋～欅平を歩いたときに仙人谷を下りました。八月でしたが、雪渓の雪が多く、ルートファインディングが要求されます。道に迷ってたどり着けない登山者も多く存在しているようです。
『山想譜』カレンダー、限定９９部、３点セット、頒布価格￥１０．０００
ボックスウッドクリエーション発行の『イマジオ＆ポエティカ』「山想譜』『浪漫夜想』いづれかのご購読者の方には割引がございます。
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