横田稔さんの、銅版画による書票です。エッチング、アクア チントによる作品です。
サーカスの、ピエロを題材にした連作の中の1点です。
銅版のメゾチントによる蔵書票。
作者は近年、カラーメゾチントの作品を発表している、浜西 勝則さんの作品です。
パリ、ノートルダム教会の辺りを流れるセーヌ川の岸辺に軒を連ねている、古書店で見つけました。
エッチング、一版多色摺りの作品ですが、一版多色摺りの参考作品として買い求めました。
ヨーロッパでは、版画は、書物として取り扱われているらしく、古本屋で取り扱われているようです。
ヨーロッパを代表する書票の制作者、バイロスの作品です。 デリケートな腐食による製版と思われます。
アクアチントの削り出しの技法も使っているようです。この削り出しの作業には、集中力と忍耐が要求されます。
バイロスの書票は、日本でも人気があります。コレクターも いるようです。このような書票を用いる書物を所有すなかな大変でしょう。欧州の書籍の文化の、芳醇さを彷彿とさせる作品です。
エッチング、ルーレットチントも使っているようです。
リトアニアは、バルト三国の中のひとつですが、筆者はその中のひとつの国、エストニアを訪れたことがありました。観光名所で、若い版画家が、自分の作品を道端に並べ、販売していた光景が忘れられません。
版画の技術を何処で習ったのか質問してみたところ、モスクワという答えが返ってきました。バルト三国は、旧ソビエト連邦に属していました。
日本の、木口木版画のさきがけ、西川藤太郎さんの木口木版画。
連発ビュランが効果的に使われています。勢いのある、明快な表現が印象的な作品です。
日本を代表する木口木版画家、日和崎尊夫さんの書票です。
日和崎さんとは、若い頃良く飲み歩いた思い出があります。
木口木版画についても、様々なことを教えて頂きました。また、お酒の味も、実は日和崎さんに教えて頂いたようなものです。『鑿の会』でご一緒できたことは、私の人生にとって、とても幸せなことだったように思っています。
蔵書票ついての詳しい情報は、日本書票協会のホームページでご覧いただけます。
http://pws.prserv.net/jpinet.Exlibris/jpinet.exlibys/index.htm
蔵書票 EX LIBRIS |
http://blog.goo.ne.jp/kei-print 版画家水落 啓さんのブログです。水落さんと
は随分昔に知り合いました。最近、ネット上で再
会いたしました。
http://boxwoodkurita.cocolog-nifty.com/blog/ 栗田政裕 もうひとつの世界